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原点はあのエナメルのバッグだったのかもしれない……。
小学生の頃、中学生のお姉さんと銀座に行くのに買ってもらったオトナの女性用の小さなバッグ。
現在アトリエモモの代表を務める小野京子氏は武蔵野美術大学を卒業後、バッグメーカー「ホワイ」にデザイナーとして入社。
そこでオリジナル企画のほか、ジャンポール・ゴルチェやジャンニヴェルサーチのライセンス事業に携わり、本人やアシスタントとの仕事を通し、モノ作りについて一から学んだ。
その後のイタリアでの2年間の研修で、いい加減という側面はあるものの(笑)、じっくりと時間をかけてクオリティの高い物を作り出すイタリアの職人たちの妥協しないモノ作りに感銘を受ける。
そして独立して、アトリエモモを設立。親しみやすいこの社名のモモは愛娘の名前から取ったものだ。またブランド名「ラチチュード・モモ」(Latitude MOMO)のLatitude は英語の「緯度」の意で、そこには世界中から良い素材を集めたい、という彼女の思いが込められている。
実際「ラチチュード・モモ」のバッグにはイタリアやスペインなどの良質の素材が使われ、小野氏がこだわり続ける素材・機能・クラス感が根底に流れている。
「独立したらもっとお金がもうかるものかと思っていた」と彼女は笑ったが、そこには大好きな仕事をしている喜びがあふれていた。
彼女のバッグには、あのエナメルのバッグから始まる彼女のバッグに対する愛情がいっぱい詰まっている。

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| 1)アトリエモモ |
2)小野さんが描いたデザイン |
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| 3)ストロートート |
4)革ひも(セミショルダー) |
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