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小学生の頃だった。
サトウヒトミ氏が写真に興味を持ったのは。
父の一眼レフで、一つの風景の中から自分の求める絵を切り取る作業に心奪われた。しかし写真家という職業を自分の一生の仕事にするまでは長い長い空白の時があった。
大学卒業後、国際線乗務員として勤務し、結婚退職後、妊娠そして出産。子育てに忙殺される日々が続く。子育てが一段落してから自分の本当にやりたいことに気付き、写真の専門学校ビジュアルアーツに入学。下手をすると息子や娘の世代となる若者たちと一緒に専門的な技術を磨いた。
その写真学校ではきれいな写真というだけでは先生から全く評価されないことを知る。ポストカード的な美しい写真にあこがれていたサトウヒトミ氏には衝撃だった。そんな彼女が目を向けたのがモノクロ写真。色のない世界の方がものの本質が見えると考えたからだ。彼女の写真にモノクロ作品が多いのはそういうわけだ。
卒業後、2003年と2004年のAPA日本広告写真家協会公募展に2年連続で入選。
「今年も入選したら実力を認めてあげる」という、母の写真に対して厳しい批評家である長女を力ずくで納得させた。
多くの仕事をこなす中で彼女が常に心掛けているのが、「人の心に響く」写真を撮ること。「一人でも多くの人に自分の写真から何かを感じ取ってもらえれば」と彼女は語る。
風景の中から一つの絵を切り取っていた子どもは、今その写真という絵の中に生命を吹き込む。

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| 1)いつもにこやかなサトウヒトミ氏 |
2)「movement」 |
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| 3)「Poetic eggs」 |
4)2種類の額から選べます |
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